よくあるご質問
- 一般の方向け
- 保護者の方向け
コンタクトレンズ全般について
- コンタクトレンズは1日何時間くらい装用してよいですか?
- 製品についている添付文書に記載されている内容をご確認ください。
また装用時間(または期間)などは、個人差がありますので、処方時の眼科医の指示に必ず従ってください。
- コンタクトレンズがあるので、メガネはもう必要ないですか?
- メガネは必要になります。必ず併用してください。
コンタクトレンズは直接目の上に装用して使用するものですので、目にキズや何かしらの問題が生じた際には装用を休止する必要があります。
また、コンタクトレンズの紛失の際にも備えて、ご本人の度数にあったメガネの作成は必要です。
無理にコンタクトレンズをつけたままにすると、目のトラブルにつながりますのでご注意ください。
- アレルギーがあるのですが装用できますか?
- アレルギーの症状によっては、コンタクトレンズをお使いになれない場合もあるため、必ず眼科医にご相談の上、指示に従ってください。
- コンタクトレンズをつけたまま目薬をさしてもよいのでしょうか?
- 眼科医にご相談の上、指示に従って、コンタクトレンズ装用時でも使える目薬を使用ください。
治療のために使用している目薬の中には、コンタクトレンズ装用時に使用できないものがあります。
- コンタクトレンズを装用したままプールに入っても大丈夫ですか?
- ゴーグルの使用有無にかかわらず、レンズは外してください。
水中には雑菌やプールの消毒剤等が含まれているので、特にソフトコンタクトレンズでは目やレンズに影響があります。
また、ハードコンタクトレンズの場合は紛失する可能性があります。見え方が不自由な場合は度付きのゴーグルを使用するようしてください。
- アイメイクはしてもよいですか?
- アイメイクをする場合には、先にコンタクトレンズを装用してからメイクをしてください。
また、合わせてメイクを落とす際には先にコンタクトレンズを外してください。
化粧品には油分を含むもの、1度つくと取れない成分などが含まれているので、手や指にメイク用品がついたままレンズを触ると、レンズに汚れが付着し、レンズや目のトラブルの原因になります。
また、メイク用品が目の中に入らないよう注意して、ヘアスプレーなどを使う場合は、フェイスカバーを使用したり、目を閉じた状態で使用してください。
- 化粧品がレンズについてしまった。どうしたら取れますか?
- コンタクトレンズに化粧品成分がつくと通常の洗浄方法ではなかなか落とすことが出来なくなるので、つけないように注意してください。
また、コンタクトレンズに付着した汚れに関して、化粧品成分や脂質汚れでお困りの場合は洗浄剤「シンプルオフケア」を、ハードコンタクトレンズの固着しているタンパク汚れ等でお困りの場合は「ピュアクリーナーH」を弊社ではおすすめいたします。
- 装用した時のくもりや汚れの原因は何ですか?
- くもりの原因に関しては、下記のような原因があります。
①レンズへの付着物
付着物には、涙液成分、化粧品成分などが多くみられます。
付着物は、取扱い時の手指の脂質成分や化粧品成分がつく場合(お化粧を取る時のクレンジング剤使用なども含みます)、レンズの乾きや涙液の状態によってつく場合がありますので、適切なケア用品やケア方法で改善する場合が多くあります。
季節性のアレルギーなどがある方などは、処方された眼科医にご相談ください。②レンズのケア不足
①に示したような付着物が取れないまま残っていることで、生じる事も多くあります。
レンズを外して、漬け置きせずにすぐにこすり洗いを含むケアを実施したり、付着しやすい成分に応じたケア用品を使用することで改善することがあります。
ケア方法は個人個人で「やっている」内容に差がありますので、毎日おこなっているケア方法を実際に眼科などで確認していただき、こすり洗いの方法をアドバイスをしてもらうことも改善策となります。③レンズフィッティング
ケアの改善等で一旦はレンズがきれいになるが、装用するとくもりを繰り返す場合は、そのレンズと目のカーブなどが合っていない事で汚れが付着しやすくなる事があります。
くもりが生じるレンズを装用した状態で、処方された眼科医にご相談ください。
また、数年以上同じレンズをご使用の方には、定期検査を受診いただき、現在のレンズの状態を眼科で確認いただく事もおすすめいたします。
- 少し度数が弱い(または強い)時は、購入の時に変えてもらえますか?
- 現在ご使用のレンズ度数で見え方に変化が生じた場合は、目の状態を含めて、眼科を受診して処方変更をしてください。
- 終日装用/連続装用とは何ですか?
- レンズを装用し、寝る前に必ずレンズを外す装用方法を「終日装用」といいます。
また、眠っている時にもレンズを装用したままの装用方法を「連続装用」といいます。
連続装用については、可能かどうか、可能な期間については、目の状態や製品によって異なります。
必ず眼科医が指示された場合のみに装用が可能となるため、かかりつけの眼科医にご相談ください。
- レンズケア用品は有効期限を過ぎるとどうなりますか?
- 有効期限とは、製品の使用説明書等に記載された環境で保管された際の品質や性能などを保証する期限です。
期限切れ後の製品は、成分の劣化等が起こり、洗浄や消毒(ソフトのみ)等の効果を最大限に示すことが出来なくなるだけでなく、レンズの性能や安全性も損なわれる可能性があるため、使用期限切れの製品の使用は避けてください。
必ず説明書等をよく読み、記載されている保管方法などもあわせてご確認ください。
ソフトコンタクトレンズについて
- 2週間交換終日装用とは14回使えるという意味ですか?
- 2週間の交換期限とは、実際に使用した回数(日数)ではなく、パッケージを開封した日から最長で14日間です。使わない日があった場合でも、開封後最長2週間で新しいレンズと交換するようにしてください。また、装用をなさった時には、必ず外して適切なケアをおこなってください。
- 未開封のレンズはどのように保管すればよいですか?
- 直射日光を避け、室温で保管してください。
- MRI検査を受けるときはコンタクトレンズを装用したままでもよいですか?また、CTスキャン検査を受けるときはどうですか?
- 詳しくは添付文書および病院の検査技師等の指示に従ってください。
カラーコンタクトレンズやサークルレンズの色素部の着色剤には酸化鉄や酸化チタンなどの金属を使用している場合があります。
これらは金属なので帯磁性があり、MRI検査時には眼球に影響を及ぼす可能性があるため、検査時にはレンズを外してください。
また、X線は金属を透過しにくいので、金属があると陰になってしまいます。そのため、CTスキャン検査の際には、撮影部位に金属がある場合は正確な画像が得られないことが考えられますので、これらのレンズは外す必要があります。
通常のコンタクトレンズであっても、レンズを外すように指示があることがありますので、検査を受ける医療機関に確認してください。
- 一度外した1日使い捨てコンタクトレンズをもう一度装用してもいいですか?
- 1日使い捨てコンタクトレンズは、外したら捨てることを目的として製造されています。そのため、外した後にもう一度装用しないでください。
- ソフトコンタクトレンズを水道水で洗ってもいいですか?
- ソフトレンズの洗浄に水道水を使用することは禁止されています。
水道水には塩素などが含まれており、レンズ内に取り込んでしまう恐れがあり、さらに装用時の浸透圧と異なるため、レンズの含水率が変わったり、レンズの形状が変わる場合があります。
レンズを処方された際は、適合しているケア用品を使用してください。
- レンズケアは、どうして毎日必要なのですか?
- 日常的にレンズに付着する汚れや雑菌を除去するために、毎日レンズケアが必要です。
ソフトレンズは雑菌などが付着し、繁殖することで感染症を引き起こす可能性が高くなります。また、外からの汚れや涙液に含まれるタンパク質や脂質が付着し、装用感が悪くなったり、視界が曇って見え難くなることもあります。
ソフトコンタクトレンズのトラブルの多くは、不十分なレンズケアが多いため、毎日正しく汚れの除去と消毒のレンズケアを行ない、レンズを清潔に保つことが大切です。
ケアに使用した保存液や消毒液は、毎日交換してください。
- レンズケースのお手入れの方法は?
- コンタクトレンズを取り出した後のレンズケースは空にして、よく洗浄および濯ぎをおこない自然乾燥をしてください。
汚れの付着により、ケース内で目に見えない細菌の膜や真菌の発生し、感染症などのトラブルの原因になる可能性があります。
新しいケア用品を使用開始するタイミング(目安:1~2ヶ月毎)で、新しいレンズケースに交換してください。(ケア用品に付属している場合もあります)
- レンズケースは定期的に交換した方がいいですか?
- 同じレンズケースを使い続けると、汚れの付着により、ケース内で目に見えない細菌の膜や真菌の発生し、感染症などのトラブルの原因になる可能性があります。
新しいケア用品を使用開始するタイミング(目安:1~2ヶ月毎)で、新しいレンズケースに交換してください。(ケア用品に付属している場合もあります)
ハードコンタクトレンズについて
- 今までハードコンタクトレンズを使っていたので、他社のレンズも同じデータで買えますか?
- コンタクトレンズは材質やデザインがメーカーにより異なりますので、必ず使いたいアイテムのトライアルレンズがある眼科で検査及び処方をしてください。
- ハードコンタクトレンズを水道水で洗ってもいいですか?
- ハードレンズの場合は、洗浄後の濯ぎには水道水(流水)を使用することが可能です。
しかしながら、水道水で保存することはできませんので、ご注意ください。
レンズを処方された際は、眼科医に相談し、適合しているケア用品をご使用ください。
海外では上水道事情が様々であるため、飲料用の水(ペットボトルのもの)をすすぎにお使いください。
- レンズケアは、どうして毎日必要なのですか?
- 日常的にレンズに付着する汚れや雑菌を除去するために、毎日レンズケアが必要です。
外からの汚れや涙液に含まれるタンパク質や脂質が付着し、装用感が悪くなったり、視界が曇って見え難くなったり、蓄積した付着物で眼障害が生じることもあります。
不十分なレンズケアが、不具合症状の原因となる事が多いため、毎日正しく汚れの除去などレンズケアを行ない、レンズを清潔に保つことが大切です。
ケアの際に保存に使用した液は、必ず毎日交換してください。
- レンズケースのお手入れの方法は?
- コンタクトレンズを取り出した後のレンズケースは空にして、ホルダー部分なども指先でこすり洗いを行い、よく濯いで自然乾燥をしてください。(予備のケースもあると便利です)
汚れの付着により、ケース内で目に見えない細菌の膜や真菌が発生し、感染症などのトラブルの原因になる可能性があります。
レンズケースは6ヶ月~1年を目安に、必ず新しいケースと交換してください。
- レンズケースは定期的に交換した方がいいですか?
- 同じレンズケースを使い続けると、汚れの付着により、ケース内で目に見えない細菌の膜や真菌が発生し、感染症などのトラブルの原因になる可能性があります。
ハードコンタクトレンズ用のレンズケースは、洗浄しにくい形状の部分がありますので、レンズケースは6ヶ月~1年を目安に、必ず新しいケースと交換してください。
- 子どもは何歳から装用可能ですか?
- コンタクトレンズ装用に年齢の基準はありませんが、個人差がありますので、眼科医にご相談してください。
目の状態を確認するための定期検査の受診などに加えて、取扱いやケアに関して十分理解いただく必要があります。
衛生的な管理をおこなうためには、装用者ご本人の理解および若年者の場合は管理する保護者のサポートが必要となります。
- コンタクトレンズを持っていれば、メガネは必要ないのですか?
- メガネは必要になります。必ず併用してください。
コンタクトレンズは直接目の上に装用して使用するものですので、目にキズや何かしらの問題が生じた際には装用を休止する必要があります。
また、コンタクトレンズの紛失の際にも備えて、ご本人の度数にあったメガネの作成は必要です。
無理にコンタクトレンズをつけたままにすると、目のトラブルにつながりますのでご注意ください。
- ハードレンズとソフトレンズではどちらのほうが、目に良いのでしょうか?
- ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズは、装用感や慣れるまでの時期に違いはありますが、優劣はありません。
近年は新しい素材のソフトコンタクトレンズが販売されており、酸素透過率も高く、目への負担も軽減されているので、どちらも変わりません。
目の状態によって、ハードコンタクトレンズ使用でないと視力が出ない場合もあるため、眼科でご相談いただき、適したレンズタイプを決めていただく事をおすすめいたします。
なお、ハードコンタクトレンズは毎日適切なレンズケアが必要となります。
ソフトコンタクトレンズの場合は、レンズケア(消毒含む)が必要なタイプと、毎日使い捨てのタイプもあります。
- アレルギーがあってもコンタクトレンズを使わせることは可能ですか?
- アレルギーの症状によっては、コンタクトレンズをお使いになれない場合もあるため、必ず眼科医にご相談の上、指示に従ってください。
- コンタクトレンズをつけたまま目薬をさしてもよいのでしょうか?
- 眼科医にご相談の上、指示に従って、コンタクトレンズ装用時でも使える目薬を使用ください。
治療のために使用している目薬の中には、コンタクトレンズ装用時に使用できないものがあります。
- 処方されたコンタクトレンズをまとめ買いしても良いですか?
- 初めてのコンタクトレンズ処方の場合は、慣れるまでは見え方などで微調整をおこなうこともあるので、1~3ヶ月程度の適正な数量でご購入が望ましいと思われます。
特に子どもの視力は変化することもありますので、適正な購入数量を眼科でご相談してください。